転職活動をしていると、企業側からのお声がかかる時があります。
いわゆる、スカウト機能、オファー機能です。
自分の能力を認めてくれるというポジティブな理解は正しいのですが、いったん冷静に内容をチェックしましょう。
結論からいうと、私がこれまで転職サイトを利用した経験でいいますと、だいたいにおいて、自分にとってよい企業でないことが多かったです。
企業からのスカウトやオファー
転職サイトを利用するとあります
例えば、リクナビNEXTやDODAなど転職サイトを利用していると、けっこうな頻度でスカウト、オファーがきます。
転職サイトを利用していたとしても、転職エージェントの担当の方がつき、そこ経由で転職案件を紹介してもらっている場合は、このようなスカウトやオファーはありません。
ですが、マイナスではなく、これはむしろプラスです。
転職エージェント側で自身にあった会社を選んでくれている証拠です。
オファーしてくる企業には特長があります
私の経験で申しあげて、ほとんどブラック系の会社でした。
残念ながら、私の属性がよくないから、そのような会社が多いのかと思いきや、そもそもこのような機能を使ってオファーしてくる会社は、世間的な評価、そもそもその業界の文化などからみても、ブラック的なニオイのただよう会社が多いです。
例えば
実名は申しあげませんが、
1部上場だからと安心を強調する建設業の営業職
将来独立をうたっている生保の営業職
2年目で部長になれる(かも)、年収1,000万円もざら(かも)という飛び込み系営業職
タクシー運転手
学習塾経営
といった傾向がありました。
私が営業職だったからか、ピックアップされたのは営業職ばかりです。
一貫営業職でやっているのに、タクシー会社からオファーが来るのって正直何なの?と思いますよね。自分のどこをみて、そのようなオファーを出したのか、なかなか失礼にもみえてしまいます。
その時点で論外です。
複数の転職サイトに登録すると、さらに傾向がわかります
転職サイトに登録してスカウト・オファー機能を利用していると似たような会社がよくでてきますので、何回も転職していると同じような会社がずらずらでてきます。
ぜひ複数の転職サイトに登録して、同じ機能を使ってみて下さい。
同じ会社ばかりになりますよ。
スカウト、オファーする理由
上記の傾向をみてもらうとわかる通り、普通に募集すると応募がないからです。
転職サイトにお金を払って、属性をもらい、オファーしまくっているのです。
さらには、年収や役職をちらつかせてアメをみせます。
こういう会社は、しょっちゅう退職者がいるため、常時募集する必要があり、年がら年中募集しています。
最近は、ネットの口コミサイトもあるので、その会社を検索すれば一発で事情がわかります。
転職活動をしていて、書類通過しなかったり、面接がすすまなかったりするとどうしても後ろ向きになり、こういった会社も検討材料にと思ってしまうかもしれません。
しかし、思いとどまりましょう。
一度でもそのような会社に入ってしまうと、なかなか抜け出せません。
精神的にも病んでしまっては、意味がありません。
まとめ
転職サイトのスカウト、オファー機能はつかわない。
万が一、スカウトされても、反応しない。
転職エージェントに相談し、ちゃんとした会社をみつけましょう。
以上です。
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