転職活動において、お互いのことを確認する場面として大変重要な場面です。
企業の採用担当者からすると、書類でうかがえない希望者を知るための場面となりますが、希望者の立場からすると、書面ではアピールできないことができる場面でもあります。
今回は、会社面接でよく聞かれる質問、それに対してどのように回答すればよいか、説明したいと思います。
100%正しい回答はなく、それぞれの場面にあった形で回答する必要がありますが、事前に理解しておくことで採用担当者に与える印象がかなり変わります。
想定質問
よくある質問
必ず聞かれることについては、以下にてまとめています。
面接対策〜予行演習
https://keikichi.com/interview-rehearsal#i-2
ここにも記載しましたが、以下の
[su_list icon=”icon: check”]- これまでの職歴(新卒から現在まで)
- 入社の理由
- 退職の理由
については、必ず押さえましょう。
私の経験でいうと、職務経歴書の概要についての説明であることが多かったです。
例えば、
「これまでやってきたことについての業務内容と、入社、転職した理由を交えて教えて下さい。」
という質問です。
だからといって、職務経歴書に記載された内容を一から追って説明しては、いくら時間があっても足りませんし、その時点で選考外となります。
面接時間は限りがあり、採用担当者も時間がありません。
事前に職務経歴書を作った際に、要約版を作成しておき、説明できるようにしておきましょう。
面接の場面ではそれが威力を発揮します。
以下、よく聞かれる質問と、どういう回答をすればよいか解説します。
当社を志望される理由は何ですか
これは、どこまで自社に意欲があるか、どこまで深く企業研究をしているかが問われています。
回答のポイント
事前に会社のウェブサイト、新聞などで、
[su_list icon=”icon: check”]
- 会社概要(従業員規模、拠点、事業内容等)
- 直近のニュース
- 競合他社との違い
などを把握しておきましょう。
NG項目
福利厚生、残業時間、年収などについては、触れないようにしましょう。
面接後の内定をもらう段階で確認すべき項目です。
自分がこの会社に入りたいと思うタイミングで最終的に確認する場面で確認しましょう。
当社でやりたいことは何ですか
意欲の確認とともに、採用担当者からすると自分たちと同じ方向性をもっているのか、会社に貢献できる人材なのか、確認する質問でもあります。
回答のポイント
いかに自分が会社に貢献できるのか、アピールしましょう。
ここで無理矢理作っているな・・・と思っても、まずはつじつまがあうように考えてみましょう。
どうしても無理矢理感が満載の場合は、仮に入社したとしても結果相性が悪く、また転職となる原因にもなりかねませんので注意しましょう。
また、説明時に積極性をもたせると、より内容が伝わりやすくなります。
NG項目
入社してからやりたいことを見つけますといった、考えのない回答は即対象外となります。
また、単なるガンバリだけのアピールだけであれば、言わない方がましです。
転職回数が多いですが、何か理由がありますか
転職が多いと、どうしても、会社に定着せずに転職したのではないか、と採用担当者はとらえてしまいます。
私は、6〜7回も転職経験があります。
専門職やプロでもないのに、通常の人に比べてかなり多く見えてしまいます。
ですが、回答の仕方ひとつあるだけで、印象が異なります。
回答のポイント
前向きな転職であった点を強調しましょう。
具体的には、スキルアップなどが挙げられます。
例えば、
[su_list icon=”icon: check”]- 平社員から、係長、リーダーの職で仕事ができるから
- より裁量のある業務ができるから
- 新たなチャレンジでより営業力の高い会社で自分の力を試したいから
などが考えられます。
伝える際、転職時に一貫した流れがあると、より伝えやすいです。
とはいっても、入社してもまた他の会社に転職するのでは、と思われてしまうと、マイナスな印象を与えてしまいます。
これまでの経験をいかして、腰を据えて会社に貢献したいという意思を伝えましょう。
今回が最後の転職、という点を伝えることがポイントです。
NG項目
[su_list icon=”icon: check”]- 経営者や職場環境、雰囲気があわなかった
- 給与面、労働条件が悪かった
- やむなく転職した先だった
など、あう・あわないの話は絶対にNGです。
まとめ
以上の内容を踏まえることで、採用担当者に自分の思いを伝えることができ、採用を前進させることができます。
面接は1社だけではなく、数社重ねることが多いかと思いますが、そのたびに修正を加えて自分にとって話しやすい内容、相手にとって理解しやすい言葉や内容としましょう。
以上です。
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